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【納品実績】放課後デイサービスなう様にエアートラックを使用して頂きました!

2017.01.27

弊社のエアートラックを運動療育の中で取り扱って頂いている「放課後デイサービスなう」様を取材させていただきました。
発達障害を持つお子様たちにエアートラックはどのように使っていただけるのでしょうか?
物腰柔らかく、とても温かみのある 代表の西野先生にお話を伺いました。
【「なう」はどんなことを大切にされている施設さんですか?】
障害を持ってる子どもさんにも、健常児の子どもさんと同じように
自由に楽しく過ごしてもらうことを大切にしています。療育というところに因われず、子どもが子どもらしく放課後にいられる環境づくりをしたかったことから立ち上げました。
【なるほど。ちなみに「なう」という名前の由来をどのような意味が込められているのでしょうか?】
「今」できることを「今」大切にして「今」を楽しむ、をモットーにして「なう」という名前を付けました。やりたいことは全部やらせてあげたい。というのが僕の想いであったので、放課後デイでも療育というカテゴリの枠に、はめたくないというのがあったんです。
もちろんカリキュラムがあることは素晴らしいのですが、カリキュラムがあると自然と“やらされてる感”を感じる子が出てきてしまいます。時間で区切られた勉強や遊びは学校で十分してきているので、放課後くらい自由にしてあげたいことから、うちではカリキュラムを「ノープランです。」と伝えています。笑
【ノープラン!笑 逆に普段されている事が気になるので教えてください!】
天気が良い日は外に出ていることが多いです。畑がありますので、作物を植えて育てたりもしています。種まき〜苗植え〜収穫まで一貫して行っていますので、時期ごとにできることがあって楽しいですよ。
キャベツと僕苗植えキャベツ
また地域の方とのコミュニケーションも取れるので、スタッフだけでなく、地域の方とも繋がれる環境を作るようにしています。室内で出来ることって限られてきちゃいますし、室内ばっかりだとお家と変わらないから飽きちゃいますもんね。ちなみに今日も白菜を採りに畑へいきました。笑
【かなりアクティブですね。放課後デイさんは教養療育の印象が強いので意外でした。】
プール
そうですね。その点はカリキュラムが「ノープラン」の特権です。笑
もちろん基本的なマナーややっちゃいけないことは注意しますが、それ以外は本当に自由にしていますよ。
ちなみに、他の放課後デイさんに比べて外出が多いこともあり、親御さんには怪我するリスクも高いということを伝えています。擦り傷、転けて怪我しました、頭打ちました…外に出ているとそういうことは時たまあるからです。今のところ擦り傷とかが一番多いですが。
【お話を伺っていると本当「自由」にされている印象が強いのですが、何か、現在の形にいたるまでの背景があったのですか?】
畑ーズ
僕はこれまで、障害を持った児童を2年半、老人の方の介護を5年間関わらせていただきました。その中で少し疑問に思ったことが「普通のサービス」をやっているというところです。
ご老人の訪問介護なら、ご飯作って掃除して帰る〜といった一連の流れだけをして帰る、というのがどうも嫌でして。例えば、みなさんに「何がしたいですか?」と質問をするんです。すると「外に出て〇〇したい」といったお話を聞いたりして。それならやりましょうよ!と当時勤務先の社長に相談して、時間外にお出かけにいったりもしました。笑
皆さん、それぞれやりたいことがあるんです。
PLの花火や、住吉大社にも行ったなあ・・・。笑
長くなりましたが、そういう背景があったこともあり、個人個人に合わせて、なるべく楽しませてあげるような環境づくりをすることは意識していますね。
【なるほど〜。ブログも読ませて頂きましたが、確かに行事ごともバラエティに富んでいるのはこういうところから来ているのですね。】
西野さん
【現在、弊社のエアートラック使って頂いていますが、お子さん達の感触はいかがでしょうか?】
これまで普通のトランポリンは取り入れていたのですが、このようなエアーマットは初めて使います。子供らはみんな、学校から帰ってきたらすぐマットの上にいって飛び跳ねているという印象ですね。
【皆さん、マットの上ではどのように過ごされていますか?】
先程もお話ししたように「なう」ではカリキュラムを作っていないので、マットの上でも自由に遊んでもらっています。飛び跳ねてる子がいない時は、そこで寝ている子もいます。僕達もいっしょに遊びますが、歩いて渡ったり飛び跳ねたりすることが一番多いですかね。
【そうなんですね。遊んでいる最中、マットの上で転んだりすることはありませんか?】
「転ぶ」ということは特にないですね。障害があっても周りが思っている以上に筋力はあるので、皆楽しそうに飛び跳ねていますよ。ただマットの角っこはどうしても柔らかくなるので、そこにハマって前にすっ飛んだりすることはあります。他に気をつけている事といえば、子どもの年代に合わせて空気の調整をしていることでしょうか。月齢が低いと空気をパンパンに張った時、 飛びづらい子もいたりするので、その辺は子ども達に合わせて使っています。
エアトラ先生用エアトラ生徒用
(↑1枚目は空気をしっかり入れた状態の写真、2枚目が空気を抜いた写真)
【皆さんに楽しんでいただけて、弊社も嬉しいです!最後に一言、お願いします!】
とにかくうちは、放課後を楽しんでもらう!というスタイルの療育を行っています。今後も、少しでも子ども達に喜んでもらえる環境をつくっていきたいです。
【終わりに】
現在、小学校〜高校生までの生徒さんがいらっしゃる「なう」さん。今年、高校3年生で初めての卒業生さんが出るらしいのですが、卒業しても帰って来れる環境を作っていきたいとお話ししてくださいました。聞けば聞くほど、子ども達に伸び伸びと育ってほしいという気持ちが伝わってきて、ぜひまた遊びに行きたいなと思う時間でした。放課後デイサービスなうさん、今後ともよろしくお願いいたします!
西野さん、この度はありがとうございました!
(お話:放課後デイサービスなう 西野さん)
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